彩の間

卒業アルバム対談 ジャングルポケット斉藤×デニス植野【前編】

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卒業アルバム対談 ジャングルポケット斉藤×デニス植野【前編】

忘れられない過去が詰まっている卒業アルバム。
一度ページを開けばあの頃の懐かしい思い出が蘇ります。

今回はそんな卒業アルバムを持ち寄ってこの二人に当時を振り返りながら対談してもらいました。

ジャングルポケット 斉藤慎二 デニス 植野行雄

果たして今の彼らを形成した学生時代はどんな感じだったのでしょうか?

そして、二人がお笑い芸人を志すきっかけとなった出来事とは…?

斉藤:中学校ですか?
植野:いや中学校ですよ。はい。
斉藤:じゃあ俺の先見せるわ。
植野:はい。
斉藤:全然、全然だよ?
植野:はい、僕もっすよそんなん。
斉藤:面白い写真撮ったわけじゃないから。この頃だってお笑い目指してないしね。スベったとか言わないでね。
植野:はい、僕も目指してないです全然。この時もう夢ありました?
斉藤:この時もう夢あった。セブンイレブンの店長。
植野:…が夢でした?
斉藤:うん、この時の夢。
植野:僕ホテルマン。
斉藤:(笑)
植野:いや、分からないですけどホテルマン、なんか良かったんすよねぇ。
斉藤:ちょ、そんな事よりちょっと見せたくないなぁ。

植野:(笑)。あっ!この子かわいいじゃないですか。
斉藤:あぁ。なんかねぇ、ハタチの時に同窓会で会った時にやっぱ全然変わってた。かわいい。
植野:かわいい。
斉藤:この子はかわいかったよ。あとね、この子も。
植野:あぁー!
斉藤:これがロングになってて。この子は凄く可愛かった。
植野:この子絶対かわいいです。
植野:いやいやいや違います今探して…このクラスにいますよね?
斉藤:このクラスにいるよ!
植野:えー?…あ、おった。え?え?え?

斉藤:そう、この時から髪薄かったの。
植野:あ、薄いっすね。えっ、これなんか、おちゃらけのキャラじゃないんですか?
斉藤:いや違う違う全然違う。もう真面目だった。いじめられてたけどな。
植野:(笑)。「おい、さいとーう!」みたいな?
斉藤:いや給食食べさせてもらえなかったりとか。
植野:(笑)
斉藤:だから…うんそうそうそう。俺が来るとさ、みんな「来たぞー」って言って、置き弁とか出来ないの。うん、悲しいだろ?

植野:え、それでも行ってたんですか?
斉藤:うん、それでも行ってたよ。親が教師だからバレちゃダメだと思ったの。
植野:あー。
斉藤:いじめられてるの。ねぇ?親が教師やってるなんて。なんかちょっと言えなかった。だから我慢してたの。
植野:なるほどねぇ。好きやった子います?
斉藤:好きだった子はねー…この子にまず告白した。
植野:えぇーいじめられてたのに?
斉藤:うんそれでフラれた。
植野:いやでもそうでしょ絶対。だっていじめられてるんでしょ?
斉藤:でも給食食わされてないって言っても一応並ぶんだぞ?並んでも誰もよそわないから。何も入ってないまま机に向かって。
植野:先生は?
斉藤:先生は見てみぬフリだよもう。
植野:マジですか?
斉藤:うん。
植野:俺はもう一回給食で、「カレーは俺が入れろ」みたいなんでブチ切れましたからね。
斉藤:(笑)

植野:「おーい、行雄がカレー係だー」みたいなの言ったやつもう、怒鳴り散らしましたよ。
斉藤:(笑)
植野:今やったらねぇ?「雰囲気出るかな?俺がカレー入れたら」ぐらい言えるけど。
斉藤:まあ笑いになるもんな。

植野:(丸で囲ってある個人写真を指して)何でこれ丸してるんですか?怖っ。
斉藤:これはあのー嫌いだった女の子。
植野:(笑)うわっ?!怖っ。
斉藤:嫌いだった女の子、丸つけてたなぁ。
植野:卒業してから?
斉藤:そうそう卒業してから。
植野:怖っ!マジ怖っ!!
斉藤:うん。この二人嫌いだった。なんか雰囲気が良くなかったあんまり。
植野:いじめてきたわけでもなく?
斉藤:いじめてきたわけじゃない、会話もしたことない。何か雰囲気が嫌いだった。
植野:それ怖いっすよマジで丸してるの。
斉藤:(笑)俺もこうやって見返した時にあれ何で丸付けてんだろうって。
植野:(笑)

斉藤:じゃあ、行雄ちゃんの見よう。
植野:僕もそんなにだったんですけど、僕はどこと思います?
斉藤:行雄ちゃんここ?
植野:違います。ここですここ。
斉藤:・・・・・え?・・・え?・・・・え?・・・・・・えええ?!?!

植野:なんすか(笑) 斉藤:行雄ちゃん!!!?
植野:はい、そうですそうです。
斉藤:めっちゃイケメンじゃん!!!
植野:そうですか?
斉藤:いや行雄ちゃん、いいよこれ!
植野:いいですか?
斉藤:うわ、ビックリしたぁ!

植野:ちょっと、調子乗ってる感じというか、でもこれは、卒業写真を撮るから基本的に中3ぐらいで先生に抑えられまくって結構こういう髪型に…でも普段は真面目やったんですけど、だからこんなんやったんです。
斉藤:いやでも行雄ちゃんこれ凄い男前だぞ!
植野:あ、マジですか?
斉藤:うん、これ凄いぞお前!いや、このままの方がいいよ、行雄ちゃん!
植野:そうなんです。いや、斉藤さん、僕ね、24ぐらいまでめっちゃカッコ良かったんです。
斉藤:おう。
植野:24ぐらいから自分のハーフ、これ時ぐらいのハーフラインを真っ直ぐ行ってたんです。ずっと。
斉藤:うん。
植野:日本人と、ブラジル人と。でもね、24ぐらいでギューンて外人の方に。
斉藤:あ、そっちいっちゃったんだ。
植野:いきなり、ハンドル切って走っちゃって。

斉藤:いやこう見ると、日本の方が強いっていうか、でも、しっかりと鼻が高いっていうか。
植野:そうなんですよね。
斉藤:すごい男前だよね。
植野:いや褒めてもらってありがたいです。かっこいいですか。
斉藤:めっちゃかっこいい。

植野:マジですか。この時はもう、やりたくなかったんですけど、番長ですよ。まあ町の。こんなん来るから、もう向こうも心折れてましたもん。初めてのタイマンとかでどっかの学校の奴らが。俺英才教育受けてたんですよ。
斉藤:ほうほう。
植野:中1の時に入学式行ったらバリッバリ不良の…麒麟の田村さんも地元一緒でいじめられてたんですよ。
斉藤:そうなんだ。
植野:僕らの先輩でその人らにいじめられてた、もうめっちゃ不良がいるんですよ。入学式に初めて行ったら「この学校に変な奴らがおるから」って体育の先生が言ったら「なんじゃこらあ!」っていきなりタイマン始めるようなめっちゃ悪い奴がいたんですよ。
斉藤:ほうほうほう。
植野:その人が、中1の時にこの吹田五中を17校ぐらいあるなかの喧嘩ナンバー1。その次の俺らの一個上にもナンバー1と言われているやつがいる。俺らの代を三年連続ナンバー1にするために俺選ばれたんですよ。
斉藤:えぇー?
植野:ヤンキーなりたくなかったんですよ。
斉藤:じゃあもう無理やりだ?
植野:無理矢理なんですよ。だからもう外人でイジられへんようにするために、不良になっていってみたいな。やりたくなかったんです。興味無かったんですよ全然。
斉藤:そうなんだ。
植野:はい。
斉藤:これは凄い。相当いいよ。いやでも行雄ちゃん今はいい顔してるもん。
植野:あーそうですか。

斉藤:この時は行雄ちゃん何部?
植野:サッカー部です。ここですね。

斉藤:おっ!もう行雄ちゃん中心じゃん!
植野:そうですね、10番。もうブラジル人が10番ですよ。
斉藤:しかも黄色と緑のブラジルじゃん。
植野:そうなんですよ。ブラジルカラーの10番。あんまり行ってなかったんですけどね、練習とか。
斉藤:そうなの?大丈夫だったの?
植野:そうなんですよ、あんまり。
斉藤:ハーフじゃないよな?イケメンの日本人みたいな。体格もいいじゃん。みんなより身長高くて。
植野:そうですね。

斉藤:いやこれはモテるわ。サッカーでしかも。
植野:そうですね、だから野球部のコイツめっちゃスカウト来てましたからね。だって野球部6人しかおれへんからどことも試合出来ないんですよ。
斉藤:あ、そういうことか!何で写真撮ってんの(笑)試合出来ないのに。
植野:今日も試合だ!言うてるんですけど、相手チームから三人もらって試合するんですよ。
斉藤:意味無いじゃん!もう(笑)
植野:もう試合ちゃうやんけ言うたことあるんですけど。

植野:斉藤さん、何部でした?
斉藤:俺野球部。
植野:野球部でいじめられるって珍しいですね。
斉藤:でもね、ウチも10人なのよ。だから、二人休んじゃったらおしまいだから。10人ギリギリなのよ。だからみんないろんなポジション出来ないといけないみたいな。
植野:弱小ですか?
斉藤:弱小野球部。この真ん中。
植野:この真ん中…ピッチャーですか?
斉藤:ピッチャー。ピッチャーでキャッチャーやってて。

植野:(寄せ書きのページを見て)なんですかこれ?

斉藤:分かんない、この時流行ってたんだろうな。
植野:シャッコノヤロー。
斉藤:プロレス関係の何かやってたのかな。

植野:「ズラかえな」って。
斉藤:うん、イジられてたから。いじめてたやつらの住所行ってなんか言ってやろうかなぁ。
植野:いやまだ根に持ってるんですか(笑)
斉藤:問題なのは…(アルバムに挟まっていたメモを見つけて)なんだコレ?何でこんなメモ帳入ってんだ?
植野:何ですか?
斉藤:お袋が教師だから、うちのお袋の学校のメモだ。「スパイシーチキン」って書いてある、なんだこれ。「スパイシーチキン140」って書いてある。
植野:(笑)
斉藤:何がしたいんだよ(笑)

今回はここまで。
次回は斉藤のおどろきの卒業文集と植野の爆笑エピソード そして二人がお笑いを目指したきっかけが明らかに!

彼らの卒アルトークはまだまだ続きます。